中国計画出産協会の王培安・常務副会長は14日、「『十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)』期間中、中国の労働力総量は充足した状態が続き、社会における扶養負担は比較的軽いと予想される。出産・育児適齢期にある女性、特に出産に最も適した年齢の女性の数が減少する見込みであることから、『二人っ子政策』の全面実施はちょうどその時期に重なった。2015年時点で10億300万人だった中国の生産年齢人口(15-64歳)の規模は、2030年に9億5800万人、2050年には8億2700万人となると見込まれる」と述べた。新華社が伝えた。
王常務副会長は、14日に開催された「中国計画出産第8期全国理事第2回全体会議」において、「2015年、欧米先進諸国の生産年齢人口(15-64歳)の総数は、わずか8億2600万人。現時点では、中国の労働生産率は欧米先進国の8分の1に過ぎないが、産業アップグレードと技術革新を通じて、労働生産率が高まる見込みは非常に大きい」と指摘した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月15日
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