ライブ配信アプリ・花椒直播がこのほど発表した、ユーザーの年齢層や心理などを分析した「花椒直播年度ライブビックデータ」によると、ライブ配信者に最も気前よく課金したのは北京の視聴者で、その額は計5億元(約85億円)に達した。京華時報が報じた。
モバイルライブ配信の人気が過熱するにつれ、視聴者が配信者に驚くほどの額の課金をするようになっている。ビッグデータの統計によると、今年、花椒直播のライブ配信者が受け取った課金総額は既に50億元(約850億円)を超えている。地域別に見ると、全体の3割以上を占める中国東北方言を話す配信者が最も人気。一方、一番たくさん課金してもらっているのは四川省のかわいい女の子たちだった。
ライブ配信利用者の年齢層を見ると、その主力は「90後」(1990年代生まれ)。ビッデータによると、90後が配信者全体の68%を占め、視聴者を見ても、90後が全体の57%を占めている。ほとんどの配信者がライブ配信を副業としており、最も多い配信者は中国で「網紅」と呼ばれるネット有名人で、全体の33.8%を占めた。
課金額を見ると、今年、北京の視聴者が最も気前が良く、計5億元以上となった。気前のいい視聴者たちの職業トップ4は、フリーランス、サラリーマン、産業/サービス業従事者、企業の幹部。また、大学教授もランク入りし、今年計5000万元(約8億5千万円)を課金した。
課金している人数を見ると、武漢の視聴者が最も「八方美人」で、1日平均19人の配信者に課金している。以下、広州の視聴者1日平均17人、上海の男性1日平均16人と続いた。その他、課金している視聴者のうち、20歳未満の95後(95年以降生まれ)が全体の2割を占めた。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年12月26日
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