中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は29日の定例記者会見で「米側が『1つの中国』政策と中米間の3つの共同コミュニケの原則を順守し、台湾地区の指導者である蔡英文氏の『国境通過』を認めず、『台湾独立』勢力にいかなる誤ったシグナルも発せず、実際の行動によって中米関係の大局と台湾海峡の平和・安定を維持することを希望する」と表明した。
【記者】台湾外務当局によると、蔡英文氏は中南米に向かう途中で米国を「通過」する。これについてコメントは。
【華報道官】「1つの中国」の原則は国際社会の一致した共通認識であり、われわれが台湾の対外交流問題を扱ううえでの一貫した原則でもある。関係国が台湾関連の問題を慎重に処理することを望む。われわれは米側が『1つの中国』政策と中米間の3つの共同コミュニケの原則を順守し、台湾地区の指導者である蔡英文氏の『国境通過』を認めず、『台湾独立』勢力にいかなる誤ったシグナルも発せず、実際の行動によって中米関係の大局と台湾海峡の平和・安定を維持することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年12月30日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn