中国鉄路総公司によると、鉄道部門は2017年10月12日から、「乗り換え接続」のオススメプランの提示、高速鉄道の「座席選択」という2つのサービスを新たに打ち出し、旅客の旅行体験をさらに快適なものにするという。新華網が伝えた。
中国鉄路総公司の関連部門の責任者は、「10月12日から、乗車券予約購入サイトの『12306』もしくは携帯電話のポータルサイトを通してチケットを購入する際、出発地から目的地までの列車チケットがない、もしくは直通の列車がない場合に、旅客は『乗り換え接続』機能を利用することで、チケット販売システムが1回乗り継ぎを行う場合の列車の残りチケット状況を提示する。旅客がそれらのチケットを購入する場合、2本の列車の支払いを一度に済ませることができる」と説明した。
高速鉄道の「座席選択」サービスについて、同責任者は、「鉄路部門は2016年12月から海南環島高速鉄道で同サービスを試験的に行っており、それに基づいて、今年10月12日から高速鉄道の『座席選択』サービスを全面的に行う。旅客は、『12306』もしくは携帯電話のポータルサイトを通してチケットを購入する際、システムが提示する高速鉄道の座席表示画面を参考にして座席を選択することができ、残りの座席が旅客のニーズに合わない場合は自動で座席を割り当てる」とした。
また、同責任者によると、乗り換え接続や高速鉄道の座席選択機能が打ち出されるのは今回が初めてで、運営状況や旅客の意見に基づいて、さらに改善をすすめていくとした。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年10月12日
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