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第17回日中友好中国大学生日本語科卒業論文コンクールの論文審査会が日本で開催 (5)

人民網日本語版 2017年10月15日10:23

「第17回日中友好中国大学生日本語科卒業論文コンクール 論文審査会の挨拶文」

この度、「第17回日中友好中国大学生日本語科卒業論文コンクール論文審査会」は、日本で初開催される運びとなりましたが、中国教育部日本語教育指導委員会を代表いたしまして、心からお喜びを申しあげます。また、清水澄Nipponアカデミー理事長、小野寺健特定非営利活動法人日中友好市民倶楽部理事長をはじめ、開催にご尽力くださいました関係者各位に厚く御礼を申し上げます。

「中日友好中国大学生日本語科卒業論文コンクール」は、17回を数えてまいりましたが、確実に、中国全土の日本語教育事業、中日友好に大きく貢献し、大学での日本研究、日本語専攻の学生の育成を支援したコンクールになっていると高く評価できます。先見の明をもってこのコンクールを立ち上げ、長年、ご努力なさいました小野寺健理事長に改めて感謝を申し上げます。

中国では四年制大学の日本語専攻を持つ大学は500以上あり、専攻数と学習者数は世界一を誇っています。現在、国際情勢、中日関係、高等教育改革など、さまざまな変化に直面して、新しい転換期を迎えています。元来の日本語の聞く力、話す力、書く力、訳す力、読む力の育成から、その上に、イノベーションの力、思弁の力、異文化コミュニケーションの力の育成を目指す方向へと転換しています。日本語人材というより、世界で活躍できる人材を育成しようとするのです。この意味で大学四年間在学中の人格、学問の総仕上げとなる卒業論文の作成は人材育成の質を問う大きなポイントとなり、ますます重要視されるだろうと思われます。この意味で、このコンクールの貴重さはさらに評価され、コンクールの存在はさらに大きな意義を持つこととなるだろうと思われます。

最後に審査会のご成功を祈念し、審査員の皆様のご心労に感謝を申し上げ、ご挨拶に替えさせていただきます。

前天津外国語大学校長 修剛


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