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中国が無人月面基地を論証中

人民網日本語版 2017年11月24日15:22

上海で23日に開かれた第7回「宇宙技術革新国際会議」において、国家航天局月探査・宇宙事業センターの責任者は、「中国は現在、月科学研究ステーションの論証を進めている。エネルギーを長期的に供給でき、自主的に運用できる無人月面インフラにより、ロボットを中心とする科学研究及び技術試験を展開する構想を練っている」ことを明かした。新華社が伝えた。

同センターの責任者は、「中国の月探査プロジェクトは着実に推進されており、2018年には月探査機・嫦娥4号を打ち上げる。人類の探査機が到達したことのない『月の裏側』に到達する予定で、ペイロードも嫦娥3号よりさらに拡張される。また嫦娥5号プロジェクトも推進中で、月のサンプルを持ち帰る予定だ」と説明した。

紹介によると、嫦娥3号の月面ローバー「玉兎号」のパノラマカメラ、赤外線分光撮像装置、月探査レーダー、粒子励起X線分光装置という4つのペイロードは月面ローバー走行中に、周辺の地形、元素、物質成分、地層構造などの走行情報を集める。

中国は将来的に次の4つの面から、宇宙事業の国際協力を推進する。(1)任務レベルのトップダウンデザイン。科学目標・着陸エリア、ペイロードなどのトップダウン論証の共同展開を含む。(2)任務レベルの共同探査。双方が探査機を打ち上げ、近いエリアに着陸させる。(3)設備レベルの協力。海外で開発された小型ロボットやペイロードなどを搭載し、試験を展開する。(4)科学研究。科学者共同チームを結成し、探査データを共有する。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年11月24日

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