田舎の小道を歩くリス族の女性たち(写真提供:米易県撮影協会)。 |
11下旬になり、多くの地が冬入りした。そんな中、四川省南西部の攀枝花市米易県には、まばゆい日差しがふり注ぎ、田畑や街中の人々は、冬の大地を照らす太陽の光を浴びていた。中国新聞網が伝えた。
同県の冬を表すには「北方の寒い冬は屋内でもミンクのコートを身にまとう。米易県の冬は、暖かな日差しのもと肌を露わにしても大丈夫」という言葉が最も適しているだろう。ここでは1年中太陽が燦々とふり注ぎ、冬のない、「中国大陸部の海南省三亜市」と呼ばれている。「春は花見、夏は避暑、秋は果物、冬は暖かな日光」。豊富な日光と特殊な河谷地形が同県独特の生態環境を作り出している。毎年中国各地から、数千数万の高齢者がこの場で冬を越すのだという。そのため同県は中国西部の理想の養老リゾート地になりつつある。
米易とは「太陽に愛された場所」を意味しており、四川省攀枝花市の北東部に位置する。北520キロの場所に成都市、南370キロの場所に雲南省昆明市がある。2016年、同県に訪れた観光客数は延べ392万5100人で、観光収入は約39億8000万元(約678億円)に達した。それぞれ前年比で17.24%と20.61%増加している。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年11月29日
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