リストバンド型のウェアラブルデバイス「小米手環」に続き、中国スマホ大手・小米科技の傘下企業である華米科技は「Amazfit」と呼ばれるリストバンド型デバイスを発表した。価格は299元(1元は約18.66円)で、10月中旬に発売を予定。新華網が伝えた。
Amazfitのデザインは中国の伝統的な玉の装飾品に似ている。華米科技の創設者の黄汪CEOは、デザインの発想について、「東洋の美に西洋の理性を混ぜ、丸みを帯びたデザイン感を出した。同時にリストバンドなどのウェアラブルデバイスを、異なるファッションに合わせられるおしゃれなアクセサリーにしようとした」と説明した。
黄CEOによると、Amazfitは同社独自のブランドであり、小米手環より高額だ。セラミック製で、おしゃれでリッチな位置付けを目指す。Amazfitは万歩計、睡眠の質の解析、スマート目覚まし時計、振動による着信の通知、スマート家電とのリンク、パスワードを必要としないクイック決済などの機能を持つ。
華米科技は2014年1月に誕生した、スマートウェアラブルデバイスを基礎とするモバイルネットワーク企業だ。同社は小米科技と順為資本の出資により、小米の生態系における、唯一のスマートウェアラブルデバイスに特化した企業となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月24日