このほど発表された「新中産階級男性消費白書」は、5万人以上が参加した消費調査と京東の全プラットフォームの1億人を超えるユーザーの消費に関するビッグデータに基づき、住宅、自動車、健康、スマート設備、ファッション、知識、ぜいたく品の7つの観点から新中産階級の男性の消費傾向を読み解き、彼らの消費の輪郭を描き出したものだ。中国新聞網が伝えた。
京東のビッグデータをみると、男性の消費金額が最も多いのは衣類と電化製品の「生活必需品」で、購入数も購入金額も他の品目を大きく上回る。生活必需品のほか、酒類、撮影機器、音響映像設備、ケア用品が消費金額でトップ10に入る。ここから電子製品が中産階級男性の最もお気に入りの品目であることがわかる。トップ10のうち、生活家電、コンピューター部品、スマート設備、撮影機器などの電子商品が半数を占める。
各都市の男性の消費の割合をみると、東莞、深セン、蘇州の男性は消費意欲が最も高い。上海や北京のような一線都市は上位10位に入っておらず、その理由は、こうした都市の消費は女性が主導することが多く、男性の消費の割合が他都市よりも低くなるからと考えられる。
「買い物をする時に誰の意見を参考にするか」との質問に対し、半数近くの男性が「妻の意見を参考にする」と答えた。また27.1%が「仲のよい友人のアドバイスを参考にする」と答えた。
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