外交部(外務省)の華春瑩報道官は30日の定例記者会見で、日本側が中国軍機が日本の防空識別圏に進入したとしている件についてコメントした。
【記者】報道によると、中国軍機が29日日本の防空識別圏に進入した。日本側は中日関係改善に冷や水を浴びせるものだとして、中日海空連絡メカニズムの早期運用開始を望んでいる。これについてコメントは。
【華報道官】私は具体的状況について把握していない。担当部局に問い合わせることができるだろう。だが一国の航空機が他国の領空に進入せず、国際法に基づき関係空域を正常に飛行することに問題はないと思う。
中日海空連絡メカニズムについては、われわれが以前も述べたように、今回の河野外相の訪中時に中日双方は両国が海空連絡メカニズムの構築で原則合意したことを歓迎し、早期の署名・実施を望むとした。
われわれは日本側が中国側と同じ方向に向かい、実際の行動によって相互信頼を増進し、溝を管理・コントロールし、中日関係改善の勢いを維持することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年1月31日
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