中国で今、日本のスマホゲーム「旅かえる」が爆発的人気となっている。その理由は何なのだろう?新華網が報じた。
一人暮らしの若者は孤独 時間はあっても貧乏
中国のショッピングサイト・淘宝が発表した「2017年中国の一人暮らしの若者図鑑」のデータによると、20-29歳的一人暮らしの若者の総数は5000万人以上で、うち、90後(1990年代生まれ)が60%以上を占めている。これは、90後の6人に1人が実家を離れて一人暮らしをしている計算になる。
一人暮らしの若者の最も際立つ特徴は「インドア派」と「貧乏」だ。社会に出て働き始めてまだ間もなく、彼らの多くが北京や上海、広州、深センなどの一線都市で生活しているため、生活コストが高く、自由に使えるお金は少ない。淘宝の統計によると、一人暮らしの若者8割が淘宝で使う金額は年間5000元(約8万5000円)以下にとどまっている。
都市で一人暮らしをしている若者を対象に実施された実態調査では、それらの若者が「インドア派」であることがはっきり分かった。
「平日は週末の計画をじっくり練るが、週末になると、やはり一人でずっと家にいる」。
「日曜日の午後になると、外に出なければと感じ、ショッピングセンターにいってウロウロしながら人が多い場所を探す。全ての階を一周して、手ぶらで帰る」。
インドア派で貧乏で、いつも一人なのに、誰かと交流することを強く望む・・・。そんな一人暮らしの若者は、どのようにして「孤独感」を解消しているのだろう?
「孤独」な若者の心をがっちりつかんだカエル
一人暮らしの若者の多くが、「お供経済」の成長を促進している。ゲームの内容やSNSの分野にいたるまで、各企業は一人暮らしの若者の「孤独」に目を付けている。
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