中国が海外に輸出する最大直径シールドマシンが3月13日、江蘇省中交天和機械設備製造有限公司総組立ラインでラインオフ。
直径12.12メートル、長さ94メートル、重さ2200トン以上の超大直径シールドマシンが中国からバングラデシュに輸出され、中国の海外最大のシールドトンネルプロジェクト「バングラデシュKarnaphuli川底トンネル工事」に用いられることになった。同プロジェクトは「一帯一路」(the Belt and Road)建設の重要プロジェクトであり、中国・バングラデシュ・インドネシア・ミャンマー経済回廊の重要な一環でもある。アジアの道路網を整備し、バングラデシュと周辺諸国の相互接続を推進する上で重要な意義を持つ。人民日報が伝えた。
この中国が自主開発した最大直径シールドマシンはこのほど、江蘇省中交天和機械設備製造有限公司(以下、同社)総組立ラインでラインオフした。その輸出により、西側諸国の同分野における独占的な地位を打破した。
これまで多くの需要を持つ国が、ドイツや日本などから輸入していた。中国による今回の突破は、中国のシールドマシン設計・開発能力が世界トップ水準に達したことを意味する。
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