国防部(国防省)の呉謙報道官は9日、米国務省が台湾地区との潜水艦の「商談」を許可したことについて記者の質問に答えた。新華社が伝えた。
【記者】報道によると「台湾防衛当局」は、米国務省が台湾地区との潜水艦の「商談」を許可したと発表した。台湾側は米側のこの措置は防衛能力の向上、米国との友好関係の維持に寄与するとしている。国防部としてコメントは。
【呉報道官】米国による台湾地区への武器売却に断固として反対する中国側の立場は明確で一貫したものだ。台湾地区は中国の一部だ。「一つの中国」原則は中米関係の政治的基礎だ。中国側は米側に対して、「一つの中国」政策及び中米間の3つの共同コミュニケの規定を遵守し、あらゆる形の台湾地区との軍事的結びつきを停止し、あらゆる形の台湾地区への武器売却を停止するよう要求する。中国軍には祖国分裂のあらゆる企てを打ち砕く能力と決意があり、あらゆる必要な措置を講じて国の主権の安全と領土の一体性を断固として守る。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月10日
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