税関がまとめた統計によると、今年第1四半期の中国の輸出額は3兆5400億元(1元は約17.1円)に上り、前年同期比7.4%増加した。輸入額は3兆2100億元で同11.7%増加し、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3261億8千万元の黒字で、黒字額は同21.8%縮小した。新華社が伝えた。
税関総署の黄頌平報道官は13日に国務院新聞弁公室で行われた同期の輸出入状況に関する記者会見で、「年初以来、世界経済は回復傾向が続き、中国経済も安定さの中で好転し、同期の対外貿易の輸出入の急成長を後押しした。同期の貨物貿易の輸出入額は6兆7500億元で同9.4%増加した」と述べた。
3大貿易パートナーとの輸出入の状況をみると、「一帯一路」(the Belt and Road)参加国の一部との輸出入が順調な成長ぶりだった。同期の中国と欧州連合(EU)との輸出入は同8.2%増加、米国とは6.3%増加、ASEANとは13.7%増加し、3者を合わせると輸出入総額の41.2%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年4月14日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn