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菜鳥第2の大陸間航空路線が開通 72時間物流網構築

人民網日本語版 2018年05月04日14:20

スマート物流企業の菜鳥網絡科技有限公司はこのほど、香港とベルギーを直接結ぶ大陸間航空路線を開通したことを発表した。これは同公司の杭州-モスクワ路線に続く、世界で2番目のEC貨物専用の大陸間航空路線だ。これにより同公司の欧州への物流に要する時間が5日前後に短縮され、グローバル貿易に参入しようとする中小企業には新たなルートが開かれた。同公司の大陸間航空路線が相次いで開通し、チャーター便の路線が徐々に常態化するのにともない、世界を72時間で結ぶ空の物流ネットワークが構築されつつある。北京日報が伝えた。

同公司国際業務責任者の関暁東さんは、「ベルギーはドイツ、英国、フランスの3大市場の真ん中の位置にあり、ベルギーに運航する定期便路線と常態化したチャーター路線を通じて、西欧市場の物流効率を急速に高めることが可能だ」と述べた。説明によると、香港-ベルギー路線で使用する機体は貨物型のボーイング「747-400F」で、最大積載量は100トンに達する。現在は週に2-4便が運航しており、将来は一日1便の運航を目指すという。

杭州-モスクワ路線は3月29日に開通し、世界で唯一のEC貨物専用の大陸間航空路線となった。運航第1期には週に1~3便が杭州とラトビア、ロシア間を結ぶ。同路線により、中小企業は初めて自分たち専用の航空貨物輸送路線を得たことになり、菜鳥プラットフォームを通じてロシアへの貨物が最短5日間で消費者の手元に届くようになった。

中小企業が大手多国籍企業と同じように世界での貨物通行権を獲得できるよう、同公司はここ数年、ワンストップ式物流プラットフォームの構築、不定期のチャーター便運航、海外倉庫の設置などを進め、越境物流に要する時間がこれまでの1ヶ月近くから5~7日にスピードアップした。現在、菜鳥プラットフォームでは越境物流にサービスを提供する倉庫が231ヶ所に上り、224ヶ国・地域に貨物を送ることができる。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年5月4日

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