二次元文化が人気 00後はアニメキャラクターを励みに勉強
00後はモバイルインターネットの「原住民」で、その趣味などはとても広く、独特だ。報告によると、00後の趣味トップ5は、アイドルやゲーム、交友、自撮り、アニメだ。
取材では、00後の多くが「アニメが好き」と答えた。報告によると、80後(1980年代生まれ)、90後(90年代生まれ)が学生時代に見ていた「ONE PIECE」や「NARUTO -ナルト-」、「ドラゴンボール」などは、「友情」、「努力」、「勝利」などの精神が貫かれており、00後の間でも、勇敢、善良、奮闘などがテーマの熱血系アニメが人気だ。また、中国のアニメが台頭しており、「凹凸世界」や「秦時明月」などがランク入りしている。
小学5年の李浄楸さんは、「それらのアニメキャラクターが大好き。いらなくなった物を売って、ペンライト、応援用タオル、アニメのカードなど、アニメの関連商品を買っている。コレクションしたカードはすでに700枚以上にもなった。一番高いのは日本で代理購入してもらった500元(約8550円)のカード。でも、今はお母さんがあまり買わせてくれない。買えるのは私が頑張った時だけ」と話す。
李さんによると、今は勉強が忙しく、「とても疲れて、もう嫌だと思った時はアニメのキャラクターを思い出して、試験が終われば開放され、それを見ることができると自分に言い聞かせている。そうすると、コンディションを一番良い状態に整えることができる」と、アニメのキャラクターが励みになっていると話す。李さんにとって、アニメは勉強の邪魔になっているどころか、逆にポジティブな影響を与えてくれる存在だという。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn