6月から、北京の人気観光スポット・故宮文物医院を一般開放し、予約見学できるようになることが明らかになった。北京日報が報じた。
故宮博物院の単霽翔院長によると、文化財の修復・保護を自分の目で見たいという声が非常に多く寄せられているため、6月から一般開放することにしたという。その他、故宮の城壁の補修工事もほぼ終了し、さらに多くの部分が一般開放されることになるという。
文化財を修復する職人たちの日常生活や取り組みを描いた中国中央テレビ(CCTV)のドキュメンタリー番組「我在故宮修文物」が大ヒットしているのを背景に、故宮の文化財修復職人に注目が集まっている。2017年、故宮の時計修復職人が2度にわたって、博物院の時計6点のムーブメントを持って、カルティエの時計製造拠点を訪ね、共同で修復作業を行った。そして、その様子がドキュメンタリー「喚醒時間的技芸」に収められた。このような文化財再生の物語が、19年秋に、故宮午門-雁翅楼展示ホールで開催される時計修復成果展「中国・西洋の珍宝・アート」で紹介される予定だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月8日
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