河南省鄭州市の写真館が「SNSのプロフィール画像撮影」サービス

微信(Wechat)に友達を追加すると、まず相手のプロフィール画像を見るという人が多いだろう。そのためその画像が相手に与える第一印象となる。河南商報が報じた。

河南省鄭州市のある写真館はこれをビジネスチャンスとみなし、「微信やQQなどのSNS専用プロフィール画像の撮影」というサービスを始めた。肩から上を撮影するこの写真は、一見プリクラのようだが、それよりはるかにレベルが高い写真となっている。

値段は1枚199元(約3450円)と決して安くはないものの、毎月注文があるという。鄭州市花園路と農業路の交差点にあるこの写真館の店主・凱さんは、「問い合わせは多い。ニーズは必ずある」と話す。

凱さんは、「昨年3月ごろ、何か新しいことをしたいと思い、SNS専用の写真撮影を始めた。今の社会では、仕事でも、勉強でも、日々の暮らしの中でも、ほとんどの人がSNSを手離せなくなっている。また、美しく個性的なプロフィール画像を好む人が多いため、このサービスを始めることを思いついた」という。

また、「主に90後(1990年代生まれ)の女性がターゲット。でも、ほとんどの女性は『199元』という値段を聞くと、高いと感じるようだ」と凱さん。

しかし、「SNSのプロフィール画像の撮影は決して簡単ではない。マニュアル化することはできず、要求の多い客の場合、30分や1時間かけても気に入った画像が1枚も撮れないこともある。そのため、この値段は決して高いとはいえない」と説明する。

凱さんは「プロフィール画像」の撮影が一般に普及することを願っており、サービスを提供していく過程で、多くの人がどんなものを求めているかを探っていきたいとしている。（編集KN）

「人民網日本語版」2018年5月23日