国務院関税税則委員会が22日に発表した公告によると、国務院の認可を受けて、2018年7月1日から、自動車(完成車)の輸入関税を現行の25%、20%から15%に引き下げ、引き下げ幅はそれぞれ40%、25%低下となる。また自動車部品の輸入関税も現行の8%、10%、15%、20%、25%を一律6%に引き下げ、引き下げ幅は平均で46%低下となる。新華社が伝えた。
財政部関連部門の責任者によると、「中国は多国間貿易体制を保護している。そのため、今回自動車の輸入関税を引き下げたのは、さらなる改革開放拡大のための重要な措置だ。関税引き下げ後、中国の自動車完成車の平均関税率は13.8%に、部品は同6%になり、中国自動車産業の実態と合っている」という。
同責任者は続けて、「自動車輸入関税の大幅引き下げは、供給側構造改革の推進、自動車産業の構造調整とモデル転換・バージョンアップ、自動車製品の品質向上・効率上昇の牽引、国内市場の供給を豊富にすること、国民の多様化するニーズへの対応などにプラスになり、国内の消費者により豊かでより実質的な恩恵のある消費体験をもたらすことになる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年5月23日
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