今年もまた卒業シーズンがまもなく到来する。食事会にプレゼント、写真撮影、卒業旅行といった記念イベントにはお金がかかる。多くの卒業生は、卒業シーズンは「出費シーズン」だとため息を漏らしている。中国青年報が伝えた。
先ごろ実施された調査によると、卒業記念の支出が「3000元以上」(1元は約17.4円)と回答した人は42.8%で、「卒業シーズンの支出は重い負担」は30.9%。卒業記念にお金を使うことに「賛成」は28.7%となっており、お金をかけることでより儀式としての意義が感じられると考えている。一方で「反対」は52.4%で、学生には経済力がないので、節約すべきだとしている。
◆関連支出に「3000元以上」は42.8%
卒業シーズンの出費項目としては「食事会」(66.6%)、「友人にプレゼント」(63.7%)、「記念撮影」(51.9%)が中心だった。他にも「卒業旅行」(33.6%)、「学校の記念品購入」(31.3%)、「友人の送別会」(34.4%)、「同級生へのメッセージ」(32.0%)などがあった。
調査によると、卒業記念の支出が「1000元以下」は16.7%、「1000-3000元」は40.5%。「3000元以上」は42.8%で、うち「3000-5000元」は34.2%、「5000-1万元」は7.7%、「1万元以上」は0.9%。「大学卒業記念は出費が多い」は79.7%、「高校卒業記念のほうは出費が多い」は12.4%だった。
調査によると、「卒業シーズンの支出は重い負担」は30.9%、「普通」は36.1%、「負担ではない」は33.0%となっている。
◆卒業シーズンは「出費シーズン」
調査によると、「卒業シーズンは出費シーズン」に「賛成」は53.6%、「反対」は21.1%、「どちらでもない」は25.3%。
卒業記念にお金を使うことに「賛成」は28.7%で、お金をかけることでより儀式としての意義が感じられると考えている。一方で「反対」は52.4%で、学生には経済力がないので、節約すべきだとしている。また、「どちらでもない」は18.9%だった。
調査によると、卒業記念の方法として最も人気が高かったのは「記念撮影」(47.9%)、「友人にプレゼント」(44.5%)、「食事会」(44.3%)。これに「同級生へのメッセージ」(34.6%)、「友人の送別会」(30.2%)、「卒業旅行」(26.7%)、「学校の記念品購入」(23.7%)などが続いた。
今回アンケート調査を受けた回答者1969名のうち、男性は47.3%、女性は52.7%。高卒者は3.7%、大卒者は83.6%、院卒者は11.8%、その他は1.0%だった。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年5月23日
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