中国大洋第49回科学観測第4航行段階の科学観測隊員は現地時間27日まで、南西インド洋で長周期海底地震計を10セット投下した。第4航行段階首席科学者の倪建宇氏は、「地震計が記録するデータは、多金属硫化物探査に重要な基礎的情報を提供する。今後さらに同海域で5セットを投下する。本航行段階で投下する15セットの海底地震計は、来年の回収を予定している」と述べた。科技日報が伝えた。
海底地震計の略称はOBSで、長期的に深海海底で稼働する設備だ。海底熱水活動及び構造運動によって生じる天然地震、空気銃など人工的な震源から発せられる振動信号を記録し、データの保存を実現する。同装置は海底で数ヵ月から1年間稼働し、コマンドを受けると、自動的に浮上し回収を待つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年5月28日
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