中国工業・情報化部(省)が10日に発表したデータによると、中国の4Gネットワークは4月末時点で、全国の95%の行政村と人口の99%をカバーしている。また行政村の95%以上が、光ファイバーブロードバンドネットワークの導入を実現している。中国新聞網が伝えた。
各地の通信企業は新たに無料で通信速度を高めるプロジェクトを展開している。全国で100M以上のブロードバンドを利用するユーザーは3700万人増加し、ブロードバンドの利用者全体の47%を占めている。北京市、上海市、重慶市、成都市、鄭州市など数十都市が、1000M級ブロードバンドサービスの提供を開始している。
ブロードバンド発展連盟は先ごろ発表した「中国ブロードバンド速度状況報告書」の中で、今年第1四半期に中国固定ブロードバンドネットワーク平均下り速度が20Mの大台に乗ったと発表した。4Gネットワークでネット接続時の平均下り速度は毎秒19.12Mbに達した。これにより中国のネット通信速度は世界先頭集団に入った。
また、モバイルインターネットは生活の各方面にまで浸透している。2018年4月の1人あたりの平均モバイルネットワークデータ通信量は3.4GBで、前年同期比154%増となった。ここからデータ通信消費の潜在力が、引き続き大きく引き出されていることがわかる。
初歩的な統計データによると、全国各地の6万6000ヶ所に55万のホットスポットが設置されており、行政サービスホールや交通中枢、繁華街、観光地などが無料ネット接続サービスを提供している。今年はさらに8000ヶ所以上をカバーする計画だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月11日
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