国家薬品監督管理局は15日、長春長生生物科技有限公司のヒト用狂犬病ワクチン生産に記録捏造などの行為があったことを明らかにした。長生生物は16日、有効期限内の全ロットのヒト用狂犬病ワクチンの回収を発表した。
中国政府網の報道によると、李克強総理はワクチン事件について「人としてのモラルの守るべき一線を越えた事件であり、全国の国民に明確な説明をしなければならない」と指摘。国務院に対して「直ちに調査チームを派遣し、全ワクチンの生産・販売など全過程を徹底的に調査し、速やかに事実を明らかにする」よう指示した。また「人々の生命の安全を脅かすあらゆる違法犯罪行為に対して断固として鉄拳を加え、不法者に対して断固として法に基づく厳罰を加え、管理監督上の職責不履行や汚職に対して断固として厳しく責任を追及する」「国民のために安全で安心かつ信用できる生活環境を速やかに取り戻す」よう指示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月23日
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