外交部(外務省)の耿爽報道官は23日の定例記者会見で、米側が人民元の為替操作で中国側を非難したことについて「中国側に通貨の競争的な切り下げによって輸出を刺激する意図はない」と表明した。
【記者】このほど米側は人民元の下落基調を緊密に監視していると述べ、為替を操作しているとして中国側を非難した。これについてコメントは。
【耿報道官】人民元の為替レートは市場の需給が決定する。双方向にフロートするのであり、下落もすれば上昇もする。現在中国経済のファンダメンタルズは好調を維持し、人民元相場の基本的安定維持を力強く支えている。中国側に通貨の競争的な切り下げによって輸出を刺激する意図はない。これは一貫した立場だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月24日
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