飛ぶように売れる虫よけシール 浙江省女性に人気の化粧品クーラーボックス
淘宝の統計によると、今年の夏の「神器ランキング」上位の商品は、虫よけシール、ウォーターベッド、液体を冷たく保つグラス、ミストファン、ソーラーファンキャップ、フェイスキニ、UVカット衣類、熱冷まし用冷却シートなどだという。うち、トップの虫よけシールは6月、販売件数が1日当たり1万6000件に達した。ウォーターベッドのほか、冷却マットや冷却枕は寝室用品の「三大納涼神器」で、月に計5万3000点売れた。
地域別に見ると、「夏の神器」は、広東省、江蘇省、浙江省での売れ行きが最も良く、広東省では化粧崩れを防ぐ商品、江蘇省ではエアコンの冷風を送る袋、浙江省では化粧品用クーラーボックスが最も人気だ。
中国気象局の統計によると、今年6月は、 華北中東部、 黄河・淮河流域の中西部、長江・淮河流域の大部分、湖北中部などで平年より気温が2度高く、淘宝の「夏の神器」の売り上げも前年同期比116%増加した。猛烈な暑さが、「夏の神器」の需要を高めているのだ。
「フェイスキニ」の購入者の半数以上が男性
今年の「フェイスキニ」は一層ファッション化し、微信(WeChat)のモーメンツにはウルトラマンやピカチュウのデザインのフェイキニも投稿されている。昨年、中国だけでなく、海外でも話題となった山東省青島市のおばさんたちが考案したフェイスキニは今年、さらにグレードアップし、アニメキャラクターのデザインや派手なデザインも登場。売り上げは前年同期比123%増になっている。意外なのは、購入者の55%が男性だということだ。男性の日焼けへの意識が高まっていることがうかがえる。その他、どんなに暑くても、男性らのゲームに対する情熱は全く衰えず、「モバイルゲーム用滑り止め指サック」の注文の65%が90後(1990年代生まれ)の男性によるもので、これは女性の3倍以上の数字だ。
地域別では、上海では「美尻クールマット」、浙江省では「モバイルゲーム用滑り止め指サック」が人気となっており、中国南東の沿海地域ではユニークな新商品が人気となっているようだ。一方、北方地域では、より実用的なものが売れており、山東省ではソーラーファンキャップ、北京はクールベストと屋外作業の負担を減らす商品が人気となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月25日
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