中国国家移民管理局は立ち上げられて以降、「行政簡素化と権限委譲」、「監督管理の強化」、「サービスの最適化」を大々的に推進し、国の発展戦略、民生福祉などに寄与する多くの措置を講じてきた。統計によると、2018年上半期、中国全土で発行された各種出入国関連証書は前年同期比18.2%増の延べ7856万4000件に達した。うち、中国大陸部の住民に発行されたのが延べ7641万6000件、香港地区・澳門(マカオ)地区・台湾地区の住民が中国大陸部を訪問するための通行証が延べ104万8000件、外国人の査証(ビザ)が延べ110万件だった。出入国者は合わせて前年同期比7.7%増の延べ3億1000万人で、うち、中国大陸部の住民が延べ1億6000万人、香港地区の住民が延べ7588万9000人、澳門地区の住民が延べ2400万人、台湾地区の住民が延べ575万7000人、外国人が延べ4575万4000人だった。環球時報が報じた。
出入国関連証書の発行件数が急速に増加中
中国大陸部の住民の一般出入国関連証書の発行数が過去最多となった。今年上半期、中国全土の公安機関の出入国管理当局が発行した一般旅券(パスポート)は前年同期比21%増の計1641万6000件だった。香港地区・澳門地区を訪問するための通行証の発行数は同比16.6%増の1311万件だった。香港地区・澳門地区を訪問するための各種証明書き加えは同比17.8%増の延べ3978万4000件だった。台湾地区を訪問するための通行証の発行は同比23.8%増の355万2000件だった。台湾地区を訪問するための各種証明書き加えは同比13.9%増の延べ290万8000件だった。
香港地区・澳門地区・台湾地区の住民の中国大陸部を訪問するための通行証の発行数も安定した増加を見せている。今年上半期、香港地区・澳門地区の住民への中国大陸部通行証発行は前年同期比33.8%増の40万3000件だった。台湾地区の住民への中国大陸部通行証発行は同比2.4%増の64万5000件だった。
外国人へのビザ、永久居留証の発行数の増加幅が拡大している。今年上半期、外国人に発行されたビザは前年同期比3.5%増の延べ110万件だった。永久居住権を得た外国人は同比109%増の2409人だった。
出入国者数は安定して増加
今年上半期、中国全土の出入国検査場から出入国した人の数は前年同期比7.7%増の延べ3億1000万人だった。中国大陸部の住民の出国と外国人の入国が明らかに増えている。うち、中国大陸部の住民の出国者数は同比14.1%増の延べ7794万1000人だった。外国人の入国は同比11.2%増の延べ2311万人(香港地区・澳門地区・台湾地区からの延べ870万人を含む)だった。
中国大陸部の住民の出国先トップ10は香港地区、澳門地区、タイ、日本、ベトナム、韓国、米国、台湾地区、ミャンマー、シンガポールだった。入国した外国人(香港地区・澳門地区・台湾地区の住民を含まず)トップ10は、韓国、ミャンマー、日本、米国、ロシア、モンゴル、フィリピン、マレーシア、ベトナム、シンガポールだった。
入国した外国人のうち、観光、会議、ビジネス、親族訪問、友人訪問などで、短期訪問した人が全体の62.5%を占めた。うち、家族・友人を訪問した人が前年同期比14.6%増と、大きな増加幅となった。中国で仕事、商用、定住、留学している人の数も安定して増加し、全体の3.8%を占めた。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月24日
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