フリギーのバカンス事業部の鄭雲鵬・副総経理は、「九州特別観光コースは、当社の新たなオリジナル商品。2016年から、当社はオリジナルバカンス商品を打ち出し、北極のオーロラを見に行くコースが中国でブームとなった。昨年は南極の旅を打ち出し、2000人が南極を旅した。今回は、マニアックな旅から若者向けの旅へと舵を切った」と説明する。
若者は旅行を通して、新しいものを体験したいという欲求が非常に強く、フリギーにとっては新しいアクティビティを提供することが課題で、今回は大きなチャレンジとなる。フリギーのビッグデータによると、海外旅行に出かける中国人の83%が飛行機で4時間以内の範囲を旅行先に選んでいる。そのため、同じ場所に何度も行く人が増え、旅行のクオリティを常に高める必要がある。馴染みある大都市のほか、地方都市にまで足を運ぶ人が増加しており、特に若者の間ではそのような旅行が人気となっている。
フリギーのユーザーの51%以上が90後(1990年代生まれ)で、若いユーザーはバラエティーに富んだオリジナリティある旅行に対するニーズが高い。今回の九州特別観光コースは、じっくりと楽しめる旅行体験や魅力ある文化、コンテンツなどを通して、若いユーザーを呼び込み、日本旅行の新しいアクティビティを開拓するのが狙いだ。
フリギーは今後も消費者の観点に立って、旅行先の路線やサービスなどを網羅的に深化させ、中国人が海外旅行を堪能できるようにすると同時に、家の近くをぶらぶらするかのように、海外旅行に気楽に行ける環境を作る方針だ。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月26日
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