160人を乗せた「環西部列車ツアー」特別列車第1号が27日午後6時、寧夏回族自治区銀川市の銀川駅からゆっくりと発車した。中国新聞網が伝えた。
銀川駅を出発したこの「環西部列車ツアー」特別列車は、寧夏鉄道国際旅行社が寧夏中国旅行社や国際旅行社などの旅行社大手6社と共同で組織・運行している。特別列車は、シルクロード河西回廊の歴史文化を中心テーマとして、嘉峪関、張掖、敦煌に停車する。寧夏鉄道国際旅行社の周宏強・総経理は、次の通り紹介した。
「旅客は5日間の旅の間に、神秘的な張掖の丹霞地形を心ゆくまで味わい、嘉峪関の『のろし』を偲び、敦煌莫高窟の文明と重みを実感する。ツアー特別列車は、シルクロード文化・黄河文化・西部文化の精髄と逸品観光列車を結び付けてできあがった。一般的な列車は、交通手段としての役割にとどまっているが、今回の特別列車は『移動展示館』となっている。特別列車には、『張掖』、『嘉峪関』、『敦煌』をそれぞれテーマとした3つの車両が配備され、これら3都市の異なる歴史文化の特色が、各列車のインテリア、職員の制服、寝具備品、ブランドマーク、サービス施設に採り入れられ、『一車両一都市』、『一車両一風景』によって、旅客は列車に乗り込んだ時から現地の雰囲気を味わえると同時に、シルクロードの旅が始まる」。
また、今回の観光ツアー特別列車は、旅客にカスタマイズサービスも提供する。列車には2両の「多機能車両」が配備され、ブックカフェ、カフェ、バーが設けられる。さらに、スターランクホテルの基準にのっとり、寝具の快適性がアップしており、旅客に『のんびりした旅、悠々自適な生活』を実現させ、高品質のシルクロードの旅を提供している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年7月31日
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