チョコレートの原材料であるカカオには血圧を抑える効果があるが、生産中に糖分と脂肪分を加えているため、一般的に食べられているチョコレートは多くの人から健康を害するお菓子とされている。しかし米国の研究者によると、どの味でも適度な摂取であれば、心不全のリスクを下げることができるという。人民網が伝えた。
米NYマウントサイナイ病院の研究者は、50数万人の5つの研究データを分析し、上述した結論を導き出した。まったくチョコレートを食べない人と比べると、毎月1−3回食べる人の心不全のリスクが13%低下するというのだ。しかし研究者は、健康に配慮するならば、チョコレートの摂取量を適度にするべきと注意した。毎日食べれば、心不全のリスクはむしろ17%上昇する。
研究者は今月25−29日に独ミュンヘンで開催され、欧州心臓病学会2018年年次総会で、上述した研究結果を報告した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月30日
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