北京市園林緑化局によると、北京ではここ数日気温が下がり、八達嶺国家森林公園紅葉嶺景勝地のハグマノキ、マンシュウイタヤなど5万本が紅葉し、見ごろを迎えている。同地を訪れると、紅葉した木々に囲まれそびえ立つ万里の長城の絶景を楽しむことができる。新華社が報じた。
他の景勝地と比べると、八達嶺国家森林公園・紅葉嶺景勝地の紅葉には、▽八達嶺地区の気温は低く、日中と朝晩の気温差が大きいため、木々が美しく紅葉し、色鮮やかになる▽北京北西部の山地にあり、標高が高いため、紅葉が早い時期に始まる▽公園が人気観光スポット・万里の長城に隣接しているため、全体が紅く染まった山と、雄大な山の間にある万里の長城がコラボし、絶景となる―――の3つの特徴がある。
八達嶺国家森林公園の関連の責任者によると、現在、景勝地の紅葉率は50%以上に達しており、連日観光客でにぎわっている。観光客は、山道を歩いて、紅葉を間近で楽しむことができるほか、美しい赤に染まった山と万里の長城がコラボする雄大な絶景を遠目に楽しむこともできる。また、景勝地の標高が最も高い所と低い所の差が120メートルあるため、良い運動にもなり、高い場所から見下ろす絶景を楽しむこともできる。紅葉は今月末まで見ごろが続く。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年10月18日
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