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ネットで噂の「今年は寒冬」はデマ  国家気候センターが否定

人民網日本語版 2018年10月18日14:45

ここ数日気温がぐっと下がり、中国の北方エリアで暮らす人々は厚着し始めている。これに伴いネット上では「寒冬」に関する噂が増えている。さらには「2018年の冬は寒冬で、2025年まで気温が年々下がる」という説もあるほどだ。国家気候センターは16日、「この噂は非常に馬鹿げており、注目を集め恐慌を引き起こそうとしているだけだ」と回答した。科技日報が伝えた。

気象予報は専門性の高い、科学研究型の作業となる。大量の気象観測資料を基礎とし、高分解能データ予報製品を支えとし、動力及び統計の診断・分析により、慎重に科学的な結論を導き出すことができる。同センターは毎年10月下旬に、全国の科学研究院(所)及び業務単位の気象専門家を集め、冬の気象情勢に関する科学会議を開き、正式な予測を発表している。同センターは今年から来年にかけての冬の気象動向について、「中国の大半の地域で気温が高めとなり、寒冬となる可能性は低い」と予想した。

同センターは中国で短期気象予報情報を発表する唯一の公的部門であり、気象システムの変化の動向に常に注目している。これには海洋や氷雪などの底面と大気還流システムの変化の気象への影響、及び動力気象模型の予報更新が含まれ、最新の予報を随時発表している。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年10月18日

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