阿里体育の創始者で最高経営責任者(CEO)を務める張大鍾氏は、20日に開幕した2018年第1回海南国際観光島レジャースポーツ大会の席で、「三亜国際マラソンの経済効果は5億5900万元(1元は約16.3円)と見積られている」と述べた。「北京商報」が伝えた。
張氏は、「運営データによると、スポーツは海南全体の観光資源を動かすことができる。18年初頭に阿里体育が開催した三亜国際マラソンでは、参加者が2万人を超え、現地の選手が1万343人、他の地域の選手が1万509人だった。マラソンのテレビ中継とネット配信を見た人はのべ500万人あまりに達し、経済効果は5億5900万元と見積られている。このうち直接的な経済効果は2億6600万元で、間接的にも運輸産業と観光産業への資金流入をもたらした。また海南ゴルフオープンの参加者は3千人を超え、参加者が現地にもたらした収益は1億5300万元で、間接的な経済的影響も2億4300万元に上った」と述べた。
「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)の期間中に、海南の天猫(Tmall)におけるスポーツ関連消費は4千万元を超え、消費者は14万人を数え、ジョギング、アウトドア、トレーニング、バスケットボールの各項目が上位に並んだ。消費額の上位には海口、三亜が並び、男女の割合はほぼ拮抗し、消費の中心層は18〜35歳で、海南のスポーツを楽しむ層は年齢が比較的若いことがわかる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年11月21日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn