運動は嫌いだけど、スリムになりたい。そんな人に朗報だ。英国の美容関連企業・BTL社が開発した筋肉と脂肪に同時にアプローチしてくれる次世代痩身医療機器「エム スカルプト」はアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けて、米国市場にも進出している。
動画では、「ヒップラインをきれいにしたい」という女性が「エム スカルプト」を使った施術を受けている。 米国外科医師会(ACS)のマイケル パースキー氏によると、「エム スカルプト」の電極板から放たれる高周波電磁波が筋肉の奥まで刺激するという。この種の医療機器をFDAが認可したのはこれが初めてで、通常の自発的な筋肉運動では到達できない超極大筋収縮(皮下7㎝まで筋肉を収縮)をも実現しているという。
「エム スカルプト」は腹部、ヒップ、太ももなどに使うことができる。BTL社によると、30分間の寝ながらの治療で2万回の腹筋運動と同じ効果が得られるという測定結果が出ている。そして、3ヶ月のモニタリングでは、施術を受けた人の筋肉が16%増え、脂肪は19%減少した。ただ、「エム スカルプト」は他の医療機器に影響を与える可能性があるほか、妊婦には使用できず、全ての人が利用できるというわけではない。
また別の専門家は、「エム スカルプトは筋肉を増やし、脂肪を減らしてくれるが、太りすぎている人の場合、脂肪が分厚すぎて、それほど効果はない」と指摘している。
また、「エム スカルプトは、もともとスリムな人がこの医療機器を使用することでより一層スリムになったり、美しいスタイルを手に入れたいケースに適しており、体重過多や肥満の人には適さない」と注意を呼びかけている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年12月10日
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