ダイエットをしたいが運動したくないし、食べることもやめられないという場合はどうすれば良いだろうか。そんな中、ネットなどでは「フルーツをご飯代わりにしては?」というアドバイスがあふれているが、果たしてその効果はあるのだろうか。
フルーツは甘くて美味しいのは間違いないが、医師によると栄養学という観点から見た場合、フルーツは決して低カロリーな食べ物ではないと指摘している。含まれる糖分とカロリーもさまざまだ。研究者が旬の季節に良く食べられるフルーツの糖分含有量を調べたところ、スイカ9.9%、ライチ19.9%、マンゴー17.8%、バナナ19.3%、リンゴ11.5%という結果だった。ではご飯代わりにフルーツでダイエットというのは、本当に効果があるのだろうか。
栄養士は、「こうした考え方は正しいとは言えない。ライチは100グラム当たり90キロカロリーで、中くらいの大きさのスイカならば680キロカロリーと、ご飯3杯分に相当する。特に夜に大量のフルーツを食べれば、脂肪が大量に蓄積される可能性が高い」と述べた。
医師も正しいダイエット方法は全体的なカロリー量の抑制であり、あっさりした食事に規則正しい運動を加えるべきだとアドバイスしている。フルーツは時々食べる分には問題ないが、ご飯代わりに毎日食べてはいけない。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月13日
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