90年代生まれの若者は親世代より資産運用が上手 節約して投資へ

人民網日本語版 2019年07月30日14:46

「90後(1990年代生まれ)といえば、金遣いが荒く、毎月の給料をその月にすべて使い果たす『月光族』だ」。親世代の多くの人や、70後(1970年代生まれ)、80後(1980年代生まれ)の目には、90後のお金の使い方は、典型的な「若気の至り」タイプにみえるが、本当にそうだろうか。中国新経済研究院が支付宝(アリペイ)と共同で29日に発表した「90後蓄財報告」によると、90後の92%が「毎月、お金が残る」といい、80%は「残ったお金を資産運用に回している」とした。アリペイ傘下の資産運用商品「余額宝」(ユアバオ)とクレジットサービス「花唄」の90後の利用状況をみてみると、余額宝で毎月稼ぐ金額は、平均すると花唄で利用する金額の4.5倍になる。また90後は親世代よりも10年早く資産運用を始めているという。

▽得する機会は見逃さない 貯めたお金は余額宝や投資へ

1990年生まれの李耀さんは、大学院を修了し、働き始めてもうじき4年になる。この間に18万元(1元は約15.8円)を貯めたほか、投資してギターショップも開いている。

李さんは、「働いて1年目の収入は12万元で、そのうち4万元を貯めた。その頃の出費は、毎月1500元の家賃のほか、小型車の維持費用、彼女と食事したり映画を見たり服を買ったり。正月には両親に1万元あげた」と話し、どうやってお金を貯めたのかとの質問には、「少しでも得をする機会があれば絶対に見逃さなかった」と答えた。

李さんは、「たとえば食事に行くならまず(生活情報サイトの)大衆点評網で割引きや団体購入があるかどうかをみる。映画に行く時は映画カードを買い、優待価格の上にさらに会員割引きを利用する」と説明。李さんは同年代の若者と同じようにトレンドを追いかけるのが好きで、アディダスの「イージー」もナイキの「エアジョーダン」も何でも持っているが、「そんなに買っていない。経済的に可能な範囲内で1年に買うのは1足だけ」といい、貯めたお金は余額宝に回すという。

収入が増えると、李さんは残ったお金を他の投資ルートに回すようになった。現在投資しているギターショップは、開店から2年が経つ。李さんは、「今年は黒字になりそうだ。これに毎年貯めてきた給料の一部を合わせて、別の投資をしてみようと思う」とうれしそうに話した。

支付宝によると、李さんのような余額宝と花唄を同時に利用する「宝唄青年」を見ていてわかるのは、使うより貯める方が多いということだ。彼らの消費は世間で思われているよりもっと理性的で、調査研究では90後の90%が、「生活必需品以外のものを買う時は、経済状況をよく考えることにしている」と答えている。しかし一方で、自分を向上させるためなら出費をいとわない一面もある。過去1年間に90後が花唄を利用して教育類の商品やサービスを購入した金額は前年比87%増加した。

また、90後は非常に細かくそろばんをはじく。調査研究によると、90後の90%が、「花唄を利用するのはクレジット消費が目的ではなく、節約と得をするのが目的」と答えた。90後の多くが、「まず花唄の限度額を利用して消費し、手元のお金は貯金に回す。こうすれば1ヶ月分の収益を余分に手にすることができる」と述べた。ネットユーザーによると、「90後が8元の送料や15元の会費を惜しむことで、人気検索ワードになるのももっともだ。どうやら細かく計算しているようだ」という。

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