海南省は、新エネルギー自動車をいっそう普及させ、新エネ車のオーナーに便宜を提供する目的で、従来のガソリン車と新エネ車の駐車料金の差別化を実施すると同時に、新エネ車に対し、各種公共スペースにおける駐車料金無料化などの優遇政策を適用する方針を明らかにした。自動車情報サイト「汽車之家」が伝えた。
海南省発展改革委員会は1日、公式サイト上で、「新エネルギー車の駐車料金徴収をめぐる優遇政策整備に関する指導意見」(以下、意見)を発表し、年内に、新エネルギー車を対象とした駐車料金をめぐる優遇政策を打ち出すことを明らかにした。
「意見」によると、海南省内の各市・県は、現地の実状をかんがみて、地域・位置・車種・時間帯別に、新エネ車の駐車料金を従来のガソリン車の駐車料金より低く抑える差別化政策を実施し、新エネ車を対象とした駐車料金の徴収基準を定める必要がある。
「意見」では、新エネ車の駐車料金をめぐる優遇政策は2019年11月末までに発表される計画で、政策通りに実施できていない場合は速やかに是正を求め、実施への協力を拒むあるいは法律法規に反する疑いのある場合は法律執行部門が法律に基づき処分することが、明確に示されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年8月6日