科学調査船「向陽紅01」が10日、中国第10回北極調査任務を遂行するため青島から出港した。今回の調査期間は50日で、9月30日に青島に戻る予定。科技日報が伝えた。
今回の調査では、北極海の世界気候変動における役割や地位など科学の最先端の問題をめぐり、長期間にわたる現地調査と科学研究プロジェクトを結びつけた海洋総合調査を実施する。9つの通常海洋環境調査、22の科学技術計画にサポートを提供する。ベーリング海、ベーリング海峡、チュクチ海及びその他の北極海の夏の幅広い海域などで、物理海洋、海洋気象、海洋化学、海洋生物・生態、海洋地質、地球物理などの多学科総合調査の実施を予定している。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月12日