中国の科学観測船「大洋1号」が20日午前、山東省青島市の国家海洋局北海分局科学観測基地を出港し、2018年の海上総合試験任務を開始した。中国が自主開発する海底ロボ「潜竜」と「海竜」が、今回の海上試験の関連科学調査に参加する。新華社が伝えた。
中国大洋鉱産資源研究開発協会弁公室の責任者によると、今回の海上試験は主に「蛟竜探海」重大プロジェクトの要求を貫徹し、大洋1号を使って東中国海と西太平洋、南中国海で関連設備の試験を実施し、重大装備品の海上検収し、「海竜」と「潜竜」の発展を促進する。海上試験は西マリアナ海盆海洋調査や深海多金属団塊採掘試験プロジェクトなどの任務を統一的に計画し、単一船舶による多様な機能を検証し、多様な任務を実施する。
今回の海上試験は計45日間となっており、そのうち海上活動時間は42日間。大洋1号は5600トン級遠洋科学観測船で、海洋地質や海洋地球物理、海洋化学、海洋生物、海洋物理など多様な研究活動条件を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月21日
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