中国大洋第49回科学観測隊は現地時間8日午後、南西インド洋で底引き網によるサンプル収集作業を行い、海洋新興汚染物「マイクロプラスチック」の観測を行った。中国が同海域でマイクロプラスチックの調査を行うのは今回が初めてとなる。科技日報が伝えた。
マイクロプラスチックは通常、粒径5ミリ未満のプラスチック繊維・粒子・薄膜とされている。人類の活動によって生まれ、物理的・化学的要因及び食物連鎖によって集まり、生物や人間の体内に入る。マイクロプラスチックは多くの環境問題をもたらしており、科学者によって分かりやすく海の「PM2.5」と形容されている。これは近年、国際海洋生態学・環境科学の重要な研究内容になっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年5月9日
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