外交部、第2回シェルパ会議はG20杭州サミットの基礎を固めた

外交部（外務省）の陸慷報道官は11日の定例記者会見で、先日開催されたG20サミット第2回シェルパ会議について、サミットの実り豊かな成果に向けて強固な基礎を固めたと指摘した。

陸報道官は「今回のシェルパ会議は年間の準備作業の中間点にあたり、これまでの取り組みを受け継ぎ、今後の取り組みを切り開くうえで重要な意義を持つ。参加各者はいずれもG20による革新的成長の青写真、持続可能な開発のための2030アジェンダ行動計画、世界貿易成長戦略、世界投資指導原則、国際逃亡犯逮捕・不法取得資産没収ハイレベル原則などの文書の策定を支持し、杭州サミットの実り豊かな成果に向けて強固な基礎を固めた」と指摘。

「特に言及すべきは、気候変動問題に関する議長声明を発表したことだ。これはG20の歴史において初だ。各者は4月22日またはその後の早い時期に気候変動『パリ協定』に調印し、協定発効の条件を整えることを約束した。これはG20構成国の責任感を示すものであり、団結して気候変動の試練に対処するという強いメッセージを発した。声明は国際的に非常に強い前向きな反響を呼び、国連の潘基文事務総長も高く評価した」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年4月12日