2013年12月31日  
 

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中国のお正月映画:興業成績が高いほどブーイングも大きい!?

 2013年12月31日14:11
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 2013年の中国の映画界では、興業収入が伸びる作品ほど批判も多いという不思議な現象が見られた。お正月映画にもその傾向が見られ、封切と同時に興業収入を伸ばしながらも、批判の声もどんどん高まるという作品が多いのだ。人民網が報じた。

 今年の中国のお正月映画の傾向として、多くの馴染みの俳優や監督が、過去の路線に戻っているという点を挙げることができる。例えば、成龍(ジャッキー・チェン)は、「ポリス・ストーリー」シリーズ最新作「警察故事2013」で再び警察を演じ、1989年の大ヒット作「ゴッド・ギャンブラー」で知られる、周潤発(チョウ・ユンファ)も、王晶(バリー・ウォン)監督の新作「澳門風雲」で、再び「ゴッド・ギャンブラー」を演じている。また、馮小剛(フォン・シャオガン)監督の新作「私人訂制(パーソナル・テイラー)」では、再び葛優(グォ・ヨウ)が起用されている。これらの作品は大ヒットと言える興業収入を記録しているが、各映画関連の大手サイトの評価はどれも低い。


 「私人訂制」

 馮監督がブレークするきっかけとなった1997年の「夢の請負人(原題:甲方乙方)」と、「私人訂制」のストーリーはほとんど同じだ。中心人物が4人おり、「夢を1日だけかなえてあげる」という業務を展開するのだ。テーマや構造、監督、シナリオなどが全て同じの同作品に対しては、「これまで多くの笑いをくれた馮監督や王朔(ワン・シュオ)はどこへ行ったのか」と、ブーイングが高まっている。

 過去作のパクリ度:★★★★☆

 興業成績:★★★★

 「私人訂制」は、上映1週目の興業収入が3億1500万元《約54億円》と、2012年の大ヒット作品『ロスト イン タイランド』の3億650万元《約52億円》を抜いて、歴代トップに立った。
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