2013年12月31日  
 

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<企画>今でしょ!お正月映画「私人訂制」に注目!

 2013年12月30日13:56
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 19日に封切られた馮小剛(フォン・シャオガン)監督の新作映画「私人訂制(パーソナル・テイラー)」は、またたく間に巷の話題となった。


監督:馮小剛(フォン・シャオガン)
主演:葛優(グォ・ヨウ)、白百何(バイ・バイホー)、范偉(ファン・ウェイ)他
公開時期:2013年12月19日

あらすじ
 「私人訂制」の冒頭部分は、フランスのコメディ大作「大進撃(1966年)」を彷彿とさせるもので、ラストは大自然に「謝る」シーンだ。これらの間は、それぞれ全く関係のない3つのストーリーで構成されている。范偉、李誠儒、宋丹丹がこれら3つのストーリーの主役を演じており、いずれも面白可笑しいコメディだが、今の世に生きる人々の心の中を表現した寓話となっている。範偉のストーリーは、「権力」がテーマで、運転手が官僚を志す筋書きだ。李誠儒のストーリーのテーマは「品位」、世俗的な映画監督が気品ある人物に変身する話。宋丹丹が演じたストーリーは「財産」をテーマに、掃除夫が金持ちを目指す。

興行収入記録を更新
 映画「私人訂制」(Personal Tailor)は公開日に興行収入8000万元、翌日(21日)に7170万元を上げ、わずか2日で1億5000万元の大台を軽々突破した。馮小剛監督も「大喜び」だ。>>>詳細へ

○誰が後押ししているのか
(1)業界が大きく期待、馮監督が頼り
(2)数年ぶり、観客の期待
(3)貸切鑑賞の協力、映画を福利厚生にも>>>詳細へ

○セールスポイント:
 12月19日に公開予定の同映画は、各方面から大きな注目を集めている。12月の公開スケジュールを見ると、コメディ映画は今のところこの1本だけだ。業界関係者からは、「恐らく何か大きな問題さえなければ、本作が馮小剛コメディの中で最大のヒット作になるだろう」という声があがっている。>>>詳細へ

○「飢餓マーケティング」
 「私人訂制」が審査を通過していないという情報が伝えられた時、多くのインターネット利用者が信じず、映画PRの一種の方法だと考えていた。>>>詳細へ

○全国の上映率が過半数に
 記事の時点で「私人訂制」は51.4%に達し、全国での上映は3万回以上に達する見通しで、新たな初日の上映記録を更新すると予測されている。>>>詳細へ


両極に分かれた観客の評価
  映画に対する評価は両極に分かれ、批判派の声は主に、「まとまりがなさすぎる」「広告だらけ」「コントっぽい」といったものだった。しかし、「現実に対する痛烈な批判」「笑いというオブラートに包まれ、誰もが知る真実が描き出されている」といった評価もある。馮監督が変わったのだろうか?それとも観衆の好みが変わったのだろうか?
○肯定的評価:鋭い現実批判、馮監督のコメディー精神が満ち溢れている
○否定的評価:コントが集まり大きくなっただけ。まとまりが無く「残飯」の寄せ集め>>>詳細へ

思考:「私人訂制」の大ヒットは中国の特殊な事例か
 最新の映画週末興行成績ランキングによると、「私人訂制(パーソナル・テイラー)」の先週末の興業収入が5150万ドル(約51億5千万円)と、ニュージーランド・米国のファンタジー映画「ホビット 竜に奪われた王国」の9600万ドル(約96億円)に続く2位に付けた。特筆すべきは、後者は世界の56の地域で公開されていているのに対し、「私人訂制」は3つの地域だけであることだ。中国の映画市場が持つ「エネルギー」の大きさに驚かされると同時に、ヒットしているお正月映画がない中封切られ、映画館のスクリーンを独占しているという現状の中記録している興業成績にどれほど本質が伴っているのか疑問も残っている。>>>詳細へ

「人民網日本語版」2013年12月30日

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