馮小剛(フォン・シャオガン)監督の喜劇が長年にわたり観客の人気を集め、また映画館の増加といった原因も重なり、19日に公開された映画「私人訂制」(Personal Tailor)は全国で過半数の上映率を記録し、中国大陸部の映画公開初日の上映の新記録を更新した。新京報が伝えた。
金曜日の上映は58% 1日あたり記録を更新
全国の大都市20カ所の映画上映統計データによると、興業収入ランキングで上位に入っている国産映画のうち「泰囧」(Lost in Thailand)の初日の上映は約34%、「西遊降魔編」は約40%、「十二生肖」は約33%、「致我們終将逝去的青春」(So Young)は約35%、「小時代」は約43%、「北京遇上西雅図」(Finding Mr. Right)は約21%、「中国合夥人」(American dreams in China)は約36%となっている。記事の時点で「私人訂制」は51.4%に達し、全国での上映は3万回以上に達する見通しで、新たな初日の上映記録を更新すると予測されている。また同作品の公開2日目(20日)は金曜日にあたっているため、全国での上映は約58%に増加する予定だ。現在中国大陸部で興業収入が最高を記録した2作品、「泰囧」の1日あたり上映は最高で54%近く、「西遊降魔編」は約43%となっている。北京の各大型映画館のウェブサイトを見ると、基本的に「私人訂制」で占められており、「無人区」、「風暴」、「掃毒」などの上映は大幅に減少している。