6月27日に米国で公開されるSFアクション映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」の新たなポスターがこのほど公開された。うち、トランスフォーマーを製造する企業の最高経営責任者(CEO)・Su Yueming役で出演している中国の人気女優・李氷氷(リー・ビンビン)のソロポスターには、両手を腰に当て、CEOの風格たっぷりの鋭い目つきをした李氷氷が写っている。羊城晩報が報じた。
ポスターと共に、同作品の予告編動画(2分20秒)も公開。トランスフォーマーのほかに、李氷氷の姿も一瞬出てくる。同作品は、香港や北京、重慶市武隆県などでもロケが行われ、中国の要素が盛り込まれているのが見どころとなっている。うち、香港のシーンは30-35分もある。また、同作品の旗を振るマイケル・ベイ監督によると、李氷氷が登場するシーンは約30分に上る。さらに、プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラは、「同作品は世界で同じものが公開され、『中国用』が製作されることはない」と明かしている。
Su Yueming役に関して、李氷氷本人は「典型的なキャリアウーマン。気が強く、セクシーでクール。それでも、かわいい一面もあり、単に冷たいだけの女性ではない」と解説している。また脚本では元々、Su Yuemingのアクションシーンはなかったものの、ベイ監督が李氷氷についてよく知るようになると、「車の運転やカンフーは好きか?」と彼女に質問。「子供のころからカンフーが大好き」との返答をもらうと、李氷氷のアクションシーンや手に汗握るカーチェイスシーンを加えることに決めたという。
3D映画である同作品の製作費は、1億6500万ドル(約165億円)に達しており、中国でも、米国と同じ6月27日に同時公開される可能性がある。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年3月10日