世界最大のショッピング税還付サービス会社のグローバルブルーは、3月上旬にスイスの本部で、「2013年の世界ショッピング税還付消費が拡大を続け、中国人観光客は6年連続でショッピング税還付消費総額で世界一になった」というデータを発表した。新華網が伝えた。
グローバルブルーの関係者は、「2009年以降の世界ショッピング税還付消費の年間平均増加率は26%に達しており、中国人観光客の1度のショッピング税還付消費額は平均815ユーロ(約11万5730円)に達している」と語った。
中国人観光客の2013年のショッピング税還付消費額は前年比20%増となった。ショッピング税還付消費額の2位以下は、ロシア、インドネシア、米国、日本となっている。
グローバルブルーの統計によると、ショッピング税還付5大目的地はパリ、ロンドン、シンガポール、ミラン、ローマとなっている。中国、米国、日本の観光客の間では、パリの人気が最も高かった。
グローバルブルーの前身はグローバルリファンドで、世界ショッピング税還付取引の8割以上のシェアを占めている。同社が2011年に発表した市場リサーチ報告書によると、中国人観光客の8割以上がショッピングを旅行の重要な内容としている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月10日