日本は災害の多い国だ。大地震、放射能漏れの後処理はいまだ収拾がつかず、最近では数回の大雪で、またも日本は飛行機が運航停止、高速道路は閉鎖され、交通は大規模マヒに陥った。だが最初の大雪で暫く混乱した後、東京都庁、民間機関、1千万の都民は、一致団結して迅速に対応を改めた。とりわけ最初の大雪がもたらした混乱を反省し、二度目の大雪を整然と過ごした。このスピーディーな反省と改善に、記者は深く感銘した。環球時報が伝えた。
2月14日、東京に立春後の二度目の大雪が降った。記者は当日、電車を利用しパナソニックに取材に行くところだった。途中、携帯電話で同社社員からメールを受け、大雪の交通障害で、来社できるか尋ねられた。また来ることができるとしても、焦らずに、転ばないでくださいなどと念を押され、記者は非常に感動した。大雪で電車はダイヤより30分遅れ、駅員は構内放送で繰り返し謝っていた。電子掲示板と放送を通じ、電車の予想到着時刻が絶え間なく伝えられ、利用者は安心して待つことができた。そのため電車は少々遅れても、利用者は依然整然としていた。
実際には、最初の大雪の教訓から、日本の気象庁の大雪警報発令後、東京の各大手メディアは繰り返し放送した。ほとんどのテレビ局が大雪警報を伝えると同時に、当日の交通に混乱が生じる可能性があるため、準備するよう呼びかけていた。多くのメディアは都民に事前に、雪が降ったらゴム長靴、除雪用具が不足する可能性があり、すみやかに用意するよう呼びかけた。多くの企業も社員の立場を考慮し、事前退勤して帰宅するよう通知した。