第18回党大会報告 4つの重要な意義 (4)
(4)全面的な小康社会建設に向けた戦略
中国は今世紀中ごろまでに、全面的な小康社会の建設から社会主義現代化の基本的な実現という偉大なる戦略目標を実現しようとしている。現在からの数十年間はこの戦略目標を実現するための重要な期間となる。今後5年間で、全面的な小康社会建設目標を予定通りに実現するため、重要な基礎を固めなければならない。
第18回党大会の報告は、重要な戦略的チャンス期の内包と条件の変化を正確に判断し、新たな歴史のスタート地点から出発し、中国の経済社会発展の実情と新たな段階的特長に基づき、現段階の中国が直面する突出した矛盾に焦点を合わせ、国民が最も関心を寄せる最も直接的で現実的な利益問題をめぐり、戦略の全局面から中国の改革発展に対して計画・配置を行い、時代の要求と国民の願いに合致した行動綱領と政治の主要方針を合理的に制定した。中国の特色ある社会主義事業を全面的に進めることは、全面的な小康社会建設に向けた行動綱領だ。全党、全軍、全国各民族人民は、より一層党の周りに団結し、中国の特色ある社会主義の道に沿って前進し、経済建設・政治建設・文化建設・社会建設・生態文明建設の五味一体の構造を全面的に実施し、全面的な小康社会建設という偉大なる目標に向けてたゆまず奮闘し、幸せですばらしい未来を創造するため心を1つにしなければならない。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月9日