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西側が「人権賞」乱発で中国を刺激するのはもう難しい (2)

 中国の人権状況に対する西側の批判にプラスの意義は当然少しもないわけではない。時には対抗も互いに影響を与える1つの方法だ。だが客観的に言って、西側の多くの批判は中国の現実を超えているため、その背後の下心に対する深い疑念を中国人に抱かせた。こうした全てが中国と西側の間の戦略面の相互信頼を深刻に破壊した。それが21世紀に与えたマイナスの損害は、プラスの収益を遥かに上回る。

 極端な反体制活動家は中国の改革開放の中で異色の役割を演じたが、たとえだいぶ先に振り返って再評価したとしても、中国の前進を促した本流勢力と見なされることは決してない。西側がこうした者たちを集中的に表彰するのは、もし悪ふざけでないのなら、中国の勢力に対する彼らの分析に本末転倒レベルの偏差が生じているのだ。

 中国社会の多元化は国家の前進方式を微妙に変えた。昔は政府が呼びかければ、社会が一斉に応じたが、現在は議論が起きる。国が重大な過ちを再び犯す確率は小さくなったが、社会の運営効率も下がっている。中国は現在、こうした変化の中で新たなバランスを探し求めている。極端な反体制活動家は社会の変化と模索の合法的なシステムを突破して、破壊性をもたらした。彼らに対して法的追及を行うことは、この時代において決して意外なことではない。

 西側は中国の極端な反体制活動家に対する支持を強めているように見える。だがこうした事が最も目立つ事のできた高まりは実はすでに過ぎ去った。西側にとって食べても味がしないが、捨てるには惜しい鶏のあばら骨となりつつあるのだ。現在こうした事を行う西側の組織は商業PRをしているのにより近く、大げさなまねをして、中国の台頭に沿って手管を探して自らを宣伝しているのだ。こうしたいわゆる「人権賞」はみな、ありったけの知恵を絞って大衆の注目を引きつけようとするゲームなのだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年12月25日

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