2014年1月29日  
 

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従軍日記が暴き出す真相

 2014年01月29日08:34
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 私は日本の熊本県出身です。父の武藤秋一は第2次大戦中、日本の第6師団の兵士でした。父の従軍日記は現在、韓国の戦争と女性の人権博物館にあります。私は高校時代から次第に父の従軍経験への疑問を募らせ、あの戦争の本質が一体何だったのかを、はっきりと知るようにもなりました。あの戦争は、誰が見ても侵略戦争だったのです。(文:田中信幸、日本の平和活動家)

 私は戦争の真相が知りたいし、歴史の事実を知る責任もあります。私は手紙のやりとりを通して、父に自分の決意を伝えました。長いやりとりを通じて、父は私に心の扉を開きました。農家に生れた父は徴兵されて、「天皇陛下の赤子」となりました……

 1990年代、父は長年秘蔵していた従軍日記を私に渡しました。1938年から1946年までに父が受け取った300通余りの手紙もありました。

 日本軍は南京占領後、この世のものとは思われないほど残酷な大虐殺を始め、日本兵は現地の女性を公然と強姦しました。これは国際世論を騒然とさせ、強い反感を買いました。日本軍当局は軍内の性病蔓延を恐れて慰安所の大規模な設立を始め、慰安婦の招集を急ぎました。1938年、最初の日本軍慰安所が上海に完成しました。

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