2014年1月29日  
 

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医師が教える、ただの風邪とインフルエンザを見分ける方法

 2014年01月29日08:26
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 風邪を引く人が最近急増している。風邪の症状が出た時、ただの風邪とインフルエンザとを自分で見分けられる方法があるのだろうか?北京地壇病院感染センター主任の蒋栄猛・医師は、「インフルエンザとただの風邪では、症状が異なる。ただの風邪ならば、薬を飲んで安静にしておれば、すぐに治るだろう。もし、ただの風邪ではなくインフルエンザかなと思ったら、すぐに医師の診察を受け、抗ウイルス薬を処方してもらい治療しなければならない。さもないと、症状がさらに悪化してしまう」と話した。研究によると、抗ウイルス薬の服用が早ければ早いほどインフルエンザの治療効果は高く、具体的には発症から48時間以内に薬を飲むのが最も望ましいという。北京晩報が伝えた。

 蒋医師は、インフルエンザとただの風邪、それぞれの症状について、次の通り説明した。

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる病気で、高熱・ひどい頭痛・倦怠感・全身の筋肉痛など全身の症状やくしゃみ・鼻づまり・鼻水などの軽い呼吸器系の症状が見られる。中には、吐き気・嘔吐・食欲不振・下痢・腹痛などの消化器系の異常が起こる人もいる。重症者は、ウイルス性肺炎を併発する、あるいは高熱・咳・呼吸困難・チアノーゼ、さらには呼吸不全などの随伴症状が現れる場合もある。ただの風邪は、風邪ウイルスや細菌によるもので、発熱を伴う時も発熱しない時もある。全身の症状は、インフルエンザに比べると軽く、鼻づまり、のどの痛み、鼻水、くしゃみなど呼吸器系の症状を呈する。発症している期間は短く、合併症を併発することはごく稀だ。

 インフルエンザとただの風邪では、流行する状況も異なる。ただの風邪も感染するが、感染力は弱く、大流行とはならない。一方、インフルエンザは、感染力が極めて強く、感染スピードが早く、大流行を引き起こす可能性がある。鳥インフルエンザもインフルエンザの一種であり、偶然ヒトに感染して発病する。鳥インフルエンザは、今のところ、ヒトからヒトへの感染を裏づける証拠がない。(編集KM)

 「人民網日本語版」2014年1月29日

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